【5分で分かる】おてがるペイのサービスを徹底解説!

【5分で分かる】おてがるペイのサービスを徹底解説!

おてがるpay

「キャッシュレス・消費者還元事業」が始まってから、はや数か月がたちましたが、あなたのお店ではすでにキャッシュレス決済の導入が完了しましたでしょうか。
個人事業主や中小企業となると、「導入費用や維持費用がかかるのではないか……」といった不安から、なかなか手を出せないという方もいるでしょう。

しかし、「キャッシュレス・消費者還元事業」の後押しもあり、キャッシュレス決済サービスを提供する企業は増え、それを利用するユーザーも増えてきています。
このような時代の流れからいって、やはりキャッシュレス決済の導入は必須ですし、早く導入するに越したことはありません。

そこで今回は、事業者向けキャッシュレス決済サービス「おてがるペイ」の詳細を解説。おてがるペイは、どんな事業者におすすめなのか、料金、導入方法などを分かりやすくまとめています。

「キャッシュレス決済を導入したいが、右も左も分からない」という方も、ぜひご参照参考ください。

 

おてがるペイってどんなサービス?

おてがるペイは、一体どんなキャッシュレス決済サービスなのか。まずは概要から確認していきましょう。

運営会社 株式会社ジェイエムエス
決済手数料 3.24%~3.74%(2020年6月末までは2.16%)
対応決済サービス クレジットカード、電子マネー、交通系電子マネー
選択可能支払い回数 1回、分割払い、リボ払い、ボーナス一括払い
決済種類 カードリーダー
端末料金 2020年5月末設置分までは無料
入金のサイクル ・月2回
・月6回
売上振り込み手数料 無料
アプリDL対応OS iPhone、iPad

おてがるペイは、決済代行会社「株式会社ジェイエムエス」の運営するキャッシュレス決済サービスです。
株式会社ジェイエムエスは「JCB」、「三菱UFJニコス」、「UCカード」による3社共同のクレジットカード決済代行会社のため、安心感もあります。

おてがるペイならではの特徴はというと、クレジットカードだけでなく幅広い電子マネーに対応していることがまずひとつ。

さらには、入金のサイクルにおいて月6回(約5日ごとの入金)が選べるというのも、珍しい特徴です。
「事業を始めたてで資金繰りが大変だ」という個人事業主や中小企業にとっては、大きなメリットとなるでしょう。

ただし近年、増加傾向にあるQRコードによるモバイル決済に対応していないのは難点です。
少額のお買い物ほどモバイル決済を利用するといった傾向にありますので、取り扱い商品やサービスなどが少額の場合には、ほかのキャッシュレス決済サービスを検討してみましょう。

 

おてがるペイを選ぶべき人はどんな人?

おてがるペイがおすすめなのは、主に以下に当てはまる方々です。

  • 初期費用をかけずにキャッシュレス決済を導入したい方
  • なるべく早くに売上の入金がほしい方
  • 幅広い支払い方法でお客様第一を考えたい方
  • レジアプリと連動したい方
  • iPhoneやiPadをお持ちの方

なぜこのような方々におてがるペイがおすすめなのかは、下記のおすすめポイントにてご確認ください。

 

おてがるペイをおすすめするポイント6つ

加盟店手数料は3.24%~

おてがるペイの加盟店手数料は3.24%~3.74%ですが、これは業界でも最安水準です。

しかも、「キャッシュレス・消費者還元事業」の対象時期である2020年6月末までは、一律2.16%。
手数料負担が少ない内におてがるペイを導入し、実際に集客へとつながるか様子を見るのがよいでしょう。

お振り込み回数は選択可能

おてがるペイでは、売上のお振り込み回数を月2回、もしくは月6回のどちらかから選択できます。

たとえ月6回を選択したとしても、多めに手数料を取られるなんてことはありません。月2回でも、月6回でも手数料は変わらず0円のため、ご都合に合わせてお選びください。

なお、手数料0円は振り込み先の金融機関を問いません。
ただし、ゆうちょ銀行に関してはそもそも振り込み先に指定できませんので、お気をつけください。

一元管理できるから決済が簡単

おてがるペイでは、さまざまな国際ブランドのクレジットカードも、さまざまな種類の電子マネーも、たったひとつの端末で一元管理できます。
お客様の希望する決済方法ごとにあれやこれやと変える必要はないため、誰でも簡単に使いこなせるでしょう。

もちろん導入の際も、ひとつひとつの国際ブランドや電子マネーと契約し、加盟店になる手間はありません。
すべて、おてがるペイ側で契約を済ませてくれます。

レジアプリと連動可能

おてがるペイは、「スマレジ」や「Okage(おかげ)」「Ubiregi(ゆびれじ)」などといった、さまざまなレジアプリとの連動が可能です。

レジアプリと連動することで、改めておてがるペイで金額を打ち込む必要もありませんし、何がいつ売れたのかといったデータの管理も楽になるでしょう。

今なら0円で導入可能

「キャッシュレス・消費者還元事業」の期間中であれば、カードリーダー端末も、クレジットカード控えを発行するためのプリンターも0円です。
導入費用の負担を少なくしたいのであれば、2020年5月末までに設置が終わるように、早めの申込みをおこないましょう。
なお、期間終了後のほか、2台目以降は、下記のとおりの金額がかかりますのでご注意ください。

  • カードリーダー:21,000円(税別)
  • プリンター:21,000円(税別)

複数の決済手段と支払い回数

おてがるペイは、お客様にとっても利用しやすいキャッシュレス決済サービスです。

1回、分割払い、リボ払い、ボーナス一括払いといったさまざまな支払い回数を選択可能。
そのうえ、以下のとおりのさまざまな決済手段を選べます。
年齢層も国籍も問わず、利用しやすいでしょう。

クレジットカード Visa,Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス、Diners Club、Discover、銀聯カード
電子マネー Apple Pay、Google Pay、QUICPay+、iD、Kitaka、Suica、PASMO、talca、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん

 

 

おてがるペイ導入の手順と流れ

おてがるペイのメリットを知ったうえで導入を検討したい方は、以下の導入までの手順も確認してください。

ステップ1:Webお申し込み

おてがるペイの申込みは、Webからおこなってください。
公式サイトにアクセスし、「お申し込みはこちら」と書かれた箇所をクリック(もしくはタップ)し、申込みフォームへと進みましょう。

申込みフォームでは、はじめのページで業種選択と規約を確認。次のページで、担当者名や店舗名、連絡先電話番号、店舗所在地などの基本情報を入力するほか、希望の売上振り込み回数も選ぶことになります。
ここまでで仮登録が完了です。

仮登録完了後は、登録メールアドレスに本登録用のメールが届きます。メール内の本登録URLに飛び、さらに情報入力と必要書類のアップロードをおこなってください。
ここまでの工程で申込みは完了です。

必要書類は、個人事業主と生活衛生同業組合を除き、基本的にはありません。ただし、場合によっては別途書類が必要になることもありますので、指示に従ってください。

  • 個人事業主の必要書類:開業届、確定申告書、納税証明書、業種に関わる許可証・免許証
  • 生活衛生同業組合の組合員の必要書類:組合員であることと、明朗会計に関する指導を受けていること証明となる書類の写し

ステップ2:審査

申込みが完了すると、おてがるペイで利用できる各カード会社やキャッシュレス・消費者還元事業事務局によって審査がおこなわれます。

審査基準は明かされていませんが、簡単に言えば、申込み時に入力した情報から、信頼のおける人物であるかどうかを判断するための審査です。

すべての審査が終わるまでにかかる期間は、通常ですと2~4週間程度です。ただし、申込みが立て込むとその限りではないため、なるべく早めの申込みが吉でしょう。

ステップ3:端末配送

審査を無事に通過しますと、カードリーダーやプリンターといった端末が配送されます。
審査後すぐに送ってもらえますので、端末が届くまでも2~4週間程度といったところでしょう。

なお、配送後の設定は自身でおこなうことになります。決して難しいことではありませんし、分からないことがあれば電話で問い合わせることも可能です。

 

おてがるペイの料金目安とサポート体制

おてがるペイを実際に利用するにあたって気になるのは、導入費用だけでなく維持費用もでしょう。
また、使い続けるうえではサポート体制も気になりますよね。

ここでは、おてがるペイの導入から維持までにかかる具体的な金額のほか、サポート体制も確認していきます。

料金目安

導入費用のほかでは、決済手数料、振り込み手数料、クレジットカード控えを印刷する用紙代が、おてがるペイの運用にかかる主な費用です。

固定費 0円
端末代 2020年5月末設置分までは無料
決済手数料 売上×3.24%~3.74%(2020年6月末までは2.16%)
振り込み手数料 無料
プリンター 2020年5月末設置分までは無料
用紙代(任意) 1ロール約100円~

用紙代に関してはピンキリですが、安いものだと約100円で購入できますので、用紙代に関してはあまり気にしなくてもよいでしょう。
また、おてがるペイの場合は、振り込み手数料も無料なため、こちらも気にしなくてOKです。

唯一、気になるのは決済手数料ですが、たとえば5万円の売上があったとして、決済手数料は1,080円(2.16%のとき)。
これが高いか安いか、感じ方は人それぞれだと思いますが、おてがるペイの決済手数料は業界でも最安水準です。キャッシュレス決済を導入するのであれば、必要経費と割り切りましょう。

なお、おてがるペイ同様に最安水準の決済手数料を掲げているキャッシュレス決済サービスはありますので、そちらとも検討してみてください。

サポート体制

まず、申込みについては基本的にWebでの対応となりますが、希望があれば対面での説明後、申込みも可能です。
株式会社JMSの担当者があなたのお店にまで足を運び、分かりやすく説明をしてくれますので、必要な場合にはぜひ問い合わせみてください。

(※営業社員が在籍しているのは全国9か所。札幌、仙台、大宮、東京、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡のため、それ以外の地域では電話での対応となる可能性もあります)

そのほか、導入後に分からないことや困ったことがあったときには、「JMSデスク」に電話をかけることで、サポートを受けられます。

JMSデスクの受付時間は、AM10:00~PM6:00まで。土・日・祝日と年末年始は休みです。
電話番号は地域や、お問い合わせ内容によって異なるため、公式サイトをご確認ください。
おてがるペイ公式HP(お問い合わせについて)

 

おてがるペイ導入までに気になるQ&A

おてがるペイを導入するにあたり、疑問を持ちやすい点についてQ&Aでまとめました。

おてがるペイのアプリに対応しているOSとバージョンは?
iOS 12以上がインストールされたiPhone、またはiPadで利用できます。
Androidには対応していないため、ご注意ください。
詳しい対応機種は、公式HPでご確認ください。
おてがるペイ公式HP(対応機種について)

月2回払いの場合、締め日と入金日はどうなるの?
締め日は、毎月15日と末日です。
入金日は、15日分は当月の末日、末日分は翌月の15日です。

月6回払いの場合、締め日と入金日はどうなるの?
締め日は、毎月5日、10日、15日、20日、25日、末日です。
入金日は、それぞれ締め日から5日後の、10日、15日、20日、25日、末日、5日です。

オープンまで日がなく、早めに導入したい場合は対応してもらえる?
まずはJMSデスクにて相談してみてください。
申込みの混み具合や、オープン日程にもよりますが、迅速に対応してもらえることがあります。

おてがるペイを導入後に新しく店舗を増やした場合にはどうしたらよいですか?
おてがるペイは1店舗ごとに申込みが必要です。
改めて、申込みをおこなってください。

フリーWi-Fiで利用できますか?
フリーWi-Fiのほか、3G通信だと、交通系電子マネーが利用できません。

また、回線速度が遅いと正常に利用できない恐れがあるため、できれば固定インターネット回線をお店にひいて利用することをおすすめします。
回線速度は、下り8Mbps/上り1Mbps以上推奨です。

 

まとめ

今回はキャッシュレス決済サービスのおてがるペイについて、ご紹介してきました。おてがるペイのポイントをまとめると、

  • 対象のiOS端末さえあれば無料で導入できる
  • クレジットカード、電子マネーに対応(モバイル決済は非対応)
  • 売上の振り込み回数が最大6回を選択可能

などの特徴があります。最大の特徴は、振り込み回数が多いことから、資金繰りしやすいという点でしょう。

ただし、モバイル決済に非対応というデメリットもあるため、ぜひほかのキャッシュレス決済サービスとも比較したのちに、導入を検討してみてください。

 

公式ページはこちら

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